2008年09月05日

YAMAHA RD50 (補遺)

こちらのエントリで既報の通り,メデタク新所有者の毛玉明のところに納まった RD50.新持主も慣れぬ MT バイクを殊勝に稽古して,甚だツタナイながらも動かせるようになってきた模様ですが,そのフォローアップ譚を一席.

上掲記事でも書きましたとおり,件の RD は,壊れていた C.D.I.用ソースコイルの代品が盆休みで入手出来なかったため,暫定的に旧型 RD50のポイント式フラマグを組んで引き渡してございました.然るに所詮は点火時期さえ大雑把にしか調整しておらぬような間に合わせ仕事なれば,奴も初心者なりに乗り馴れるにつれ,ポイント点火ゆえの癖のある始動性や中速トルクの弱さなど,薄々と弱点に勘付いて来たようですので,ツベコベ言われぬうちに本来の姿に戻し,神様たる我が面目を保たん.

とは云え,先に「い」自らが “アレは取り外しが意外と面倒なため中古部品が出て来難い.かと申して新品を買えば5k円ぐらいはするらしい” …と書きましたように,結局,安い値頃の中古部品は見付かりませんで,ワタシ手ずからコイルを巻き直すことに致しました.これはひとえに予算が度外れて乏しいからなのですが,理由はそればかりではない.

念のためネットで検索してみますと,件のソースコイル(部番85520系) は,なにやら評判芳しからず,過熱してハンダが溶けるだの(そこまで温度が上がるものだろうか)巻線が切れるだの,つまるところよく駄目になると云う話が散見されます.
ネットの噂ゆえ,それが正鵠を射ておるかは確かでなし,C.D.I.化されて日も浅かった頃の RD や GT,YSR の生産初期ロットならいざ知らず,他にも様々な機種に使われた部品ゆえ,それほどの不評にメーカが永年手を拱いていたとも思えませぬが,由緒の知れぬ中古部品よりは,自分で巻いたコイルの方が,少なくとも得体が知れる安心感はございますね.

# このコイルにメーカが何らかの改善策を打った傍証としては,例えば後年の TDR50のソースコイルを見ますと,コイル外寸は同じではあるものの,鉄芯の枚数が格段に増え,巻線も太い様子に見える.巻数は不明なれどコイル自体も2周りほど太くなっており,リード端子固定方法も変わっておるようですな.もし流用するなら,そういう改良後の奴を使いたいものであります.尤もその場合は TDR のマグネトプレート/ロータごと流用し,点火時期の違いはプレートを削り合わせて対処した方が宜しかろうか.

さりとてワタシも,これが仮に仕事であったなら,自らコイル手巻などの面倒はせなんだろう.もし巻き直しの要があれば躊躇わず外注に出したであろうし,実際そうしても来た.翻って今回の作業は引退した隠居がゆえの遊び半分でして,思えばワタシの小学生の頃にはラヂオ工作が流行りで,自分でコイル巻いたりハンダ付したりして鉱石ラヂオなど作っておったもの.普通の小学生がそういう遊びをやっていたというのも,かつての日本がいかに高水準の技術国であったかが察せられますがそれはともかく,今回はバイクの電気系なれど為ることは大して変わらぬ,心は夏休みの子供に帰って,易しい電気工作を楽しむと致しましょう.

さて一口に “コイル巻き直し” と言ぅても,闇雲に巻けば良いというものではなく,正しい諸元数値が肝心,理屈を言えば元の RD50のコイルか,あるいは C.D.I.ユニットを流用した YSR のインダクタンスと同等に作らねばならぬ.ところが元コイルは既に断線しておりますればインダクタンスの計測能わざる.またサービスマニュアルに記載されておるのは直流抵抗値のみ.御存知の通り直流抵抗値とインダクタンスの相関関係は甚だバラツキが多いものでアテには出来ぬ.しかしデータが無ければ是非もなし,結局のところアテズッポーでやるしかありますまい.

「そんなエーカゲンでイケルのか」と思われるのも尤もであるが,これが結構エーカゲンでイケルのでありまして,そもソースコイルの発電圧自体,元になるエンヂン回転数はアイドルの1350rpmからレブリミットの1万rpmまで7.5倍も変動しておるわけですし,サービスマニュアルの規定値も,例えば YSR の場合,最小264〜最大396Ω,TDR 50は176〜264Ωと,ほぼ同じ用途のコイルにも関わらず大変に幅がある.今回は, RD のソースコイルが切れる直前の実測値が199Ω だったという甚だエーカゲンな理由から,目標値をアテズッポーで200Ω と致します.

【これが巻こうとする鉄芯】
ソースコイル鉄芯

巻く銅線は,旧コイルの廃線をほぐしてノギスで計った(つまりワニスなどが付着しており誤差大)ところ,凡そ0.20mm でしたので,定格仕上径から逆算すれば,定格直径0.14〜0.16mm あたりということになりますが,そもそも,その太さで断線したわけですから,それ以上のモノを使いとぅございます.線が太くなれば電流容量も増えますが,それは大した問題ではない.

そこで今回は0.18mm の UEW (ウレタン被覆銅線.エナメル線より被覆が柔軟でハンダ付作業も扱い易い) を使い,途中計算は省略しますが,このチッポケな鉄芯(コイル長38mm)に約345m,または78.2g 分の線を巻けば,巻き上がり時の直流抵抗は200Ω ぐらいになる勘定.
それにしても345m とは思うだに気の長い話ではありますものの,作業そのものは小学校の理科の電磁石の実験と同じで格別に難事ではない.なぁに馬鹿になって巻いてりゃ,いつかは必ず終りまさぁね.

【リール重量が目標ぶん減るまで馬鹿になって巻く】
巻き途中コイル# ちなみに,YSR 用ノーマルソースコイルの抵抗値平均を330Ωとすると,仮に0.14mm の線を使っておるとすれば巻線長は288m,或いは0.16mm の線なら377m となりますな.ここでワタシが巻いておるコイルとの巻線長の比は,それぞれ 0.81 / 1.09 となりますので発電圧は大差ない筈.この予測が正しいか誤っているかは,やってみてのお楽しみ.
最初は上の写真のように樽型に巻いたのですが,巻く時に馬鹿になり過ぎ,使った線が太いのと,巻線密度が疎な手巻ゆえ,元のコイルより大幅に太ましくなりまして,フライホイール軸とマグネトプレートに干渉することに気付き,改めて干渉せぬように巻き直してございます.

【そして巻き終り】
巻き終りコイル
【左下: ノーマルのライティングコイル.右下: パルサコイル】

そのため巻線重量は73g位に減ってしまい,直流抵抗値も実測188Ωで,目標数値には12Ω及ばなんだが,これ以上巻けないのでは已むを得ぬ.
巻線固定は仏壇から持ち出したローソクを垂らし,ドライヤで蝋を溶かして薄く浸透させ(エンヂン振動による巻線相互の摩擦を防止),そのへんにあった透明エポキシをぐるりと塗り込め(湿気による被覆材の劣化防止と溶けた蝋の漏出防止)ました.端子部は巻線の始まりと終端を “N” の字型に折り返し,縒線として強度を稼ぎ,周囲はエポキシで頑強に固めてございます.

どうもノーマルのコイルは端子部の固定が甘かったようで,そのあたりもトラブルの原因と疑われぬでもない.思えば先に C.D.I.ユニットが逝った主因も,レクチファイア断線に伴う突入 | 誘導電流ではなく,逝きかけたソースコイルの断続によるスパークノイズだったかも知れませぬなぁ.

【それを組めば始動はキック一発】
始動動きさえすれば大変快調か全然駄目かのどちらかと相場は決まっておるのが電子制御というもので,今回は前者ですな.これにより始動性の向上,暖機時間の短縮,低中速域のスロットルレスポンス向上,高回転時のデトネーション防止が期待出来ます.と申しても本来の性能に戻っただけですが.

なお,この状態で好調に運転出来る事を確認した後に,プラグを BPR7HS (突出し電極型の抵抗入)に変更し,低速時のレスポンス,冷間時始動性の更なる向上,ノイズ成分がC.D.I.に与える悪影響の低減などを図りました.
他に突出し型電極を使う理由としては…

ヘッドを外して標準の B7HS を付けてみると解りますが,標準状態は,僅かながら電極部が奥に入り過ぎの傾向が見られます.奥に入り過ぎておると何が良くないかと申しますと,冷間時には気化し切れぬ液状の燃料が燃焼室の内壁を伝って流れますので,電極はそれを近くで浴びる格好になってカブり易く,また,高回転高負荷運転を連続した時には,蒸発したばかりのムラの多い混合気に着火しますので,ヒートスポットが発生し易く,以て熱ダレ,デトネーション,ランオンなどを招き易ぅございます.

またこれを助長するのが固定進角のポイント点火で,フェルトへの適切な給脂を怠っておると(大概は怠っておるか CRC 5-56などの不適切な油脂を使っておると相場は決まっておる),高回転時や回転変動時にポイントチャタリングを起して点火タイミングが不整となり,ひいては抱き付き焼付き,運が悪ければピストンに穴が開くというわけ.

当時のワタシも御多分に漏れず FX50やミニトレ=GT50でそのような諸症状に悩まされたものですが,これらのエンヂンが造られた70年代当時は,未だ突出し型電極プラグは無く,C.D.I.も灯火回路の無いレース専用パーツしかない時代ですから,対策はただ燃調を濃くすることと,フェルトに含浸させる油脂を工夫するぐらいしかございませんでした.と申しますか,少年時代のワタシはその程度の知恵しか持ち合わせなんだ.C.D.I.にせよ突出し型電極プラグにせよ,後に製品が出て初めて意義を知ったような次第.

# プラグ電極を突出し型にすることで,僅かながら実圧縮比が上がる筈ですが,当時に屡々あった低オクタンの粗悪レギュラーガソリンならいざ知らず,現代に流通しているレギュラーでは支障も利得もありますまい.また「電極位置がピストンクラウンに近づくことでピストンの過熱を招かないか」という心配をする人も居りがちですが,それは誤りですな.火焔伝播の原理を考えれば解ること.

と,これで終ればメデタシメデタシなのですが,試走してみますと様子が面妖しい.いや,エンヂンは快調なのでございます.神様のワタシのやることですから当然である.然るにヘッドライトが甚だ暗い.首をひねりながら帰路を辿るうちに,終いには全く点灯しなくなってしまいました.

【そこでライティングコイルを見てみますと】
焼けたコイル
【これはシタリ.見苦しく焼けておるではないか】

先程換えたのはソースコイルで,それはエンヂンの点火系の電源供給を担っております.方や唯今焼けたのはライティングコイル.これは灯火類や保安部品の電源となるわけで,焼ければヘッドライトが点かぬのは当然.事前のチェックではライティングコイルには何らの異常も見出せなんだし,この焼けた状態でもテスタで抵抗値を診ますと0.4Ωと規定値内ですが,短絡した場合も似た数値を示しますから信用してはならぬ

では,どこで短絡しておるのか.この時代のコイル巻線はエナメル線を使っておりますれば,被覆のエナメルが経時劣化で硬化して剥がれた所為の内線短絡と思えなくはない.しからばと先刻外したばかりのポイント式マグネトプレートから旧い方のライティングコイルを外し,付け替えてみましたがライトは暗いまま.別ロットの2つのコイルが同じ故障を起す確率は極めて低いので,コイルが面妖しいわけではなさそうである.

次に思い付いたのは配線の取り出し箇所でございます.この型のエンヂンはマグネトプレートとクランクケースの間に隘路があり,無神経に取り回すと配線のビニル被覆がそこに挟まれ潰れて短絡することがある.それはワタシも昔から承知しておりましたゆえ,よくよく要慎して組んだのですが,「疑わしきは全てを疑え」とデカルトも言うておりますから,当該箇所の保護チューブを掻っ剥いでみますと.

【これはシタリ.見苦しく潰れておるではないか】
潰れた配線

責任逃れの詭弁を弄するつもりは無いが,これは間違いなくワタシのミスではない.と申しますのは,この配線が潰れて千切れ掛った箇所は,ワタシが取回した配線の隘路と微妙に異なった場所だったからであります.察するにこれは新車組立時のミスで,ただ,このRDが新しかった時代には配線の被覆も柔軟性があり,そのままの状態で付いておる限りは,何とか導通や絶縁が確保されておったのでありましょう.それが27年の劣化を経た後,今回の脱着作業で異なった方向への力が加わり破綻を来したものかと.

そうと解れば打つ手はひとつ.焼けてしまったライティングコイルは当面は諦め,もう1つのコイルを使うしかないものの,千切れ掛けの配線は患部をザックリと切り落とし,切り詰めて作り直すに如くはない.幸いノーマルのハーネスは長さに充分な余裕があり,10cmあまりを切り落としても,取り回しを少し変えるだけで支障なく収まり,ここに灯火系のトラブルは漸く解決に至ったのであります.

ただ,取り換えたポイント仕様の旧いライティングコイルと,焼けてしまった C.D.I.仕様の新しいソレを較べますと,後者の鉄芯の方が厚い.ということは時代を追って発電容量が増強されておるということで,本来であればその厚い鉄芯を使って,現代のウレタン線で巻き直すのが,補機類のためにもバッテリのためにも最良の対処になりそうですな.これは後日の課題と致しましょう.

バッテリと云えば,RD50のバッテリは,今となっては,やや使用例が少ないサイズ(6N4A-4D) でして,その所為かちと値段も高い
RD の回路構成上,バッテリが駄目になってもエンヂンが掛らなくなる事はございませぬが,現状は起電力3.8Vと明らかにクタビレており,ウインカの点滅なども心細い限りで,是非とも交換したいところです.しかし例によって先立つものが乏しい.その場合はどうしたら良いかと言うと.

【汎用品の MF バッテリを使う】
MFバッテリ試しに偶々ワタシの手元にあった SY640という同容量のバッテリ (70×48×102mm 壊れた1980円の台湾製コードレス掃除機から取ったもの) を入れてみますと,サイズの違い分をウレタンスポンジなどで緩衝してやれば,支障無く収まることが確認出来ました.
これは天佑.首無し飛燕に金星エンヂンがポン付で載ることに気付いた土井武夫技師の喜びもかくあるらん.わかりにくい喩えで申し訳ないが.

# 少々注意が必要なのは,MF バッテリというのは,その構造上,過電圧/電流での充電を苦手と致します.ところが元来の RD の充電回路は,発電した交流電気はレクチファイアで整流されるのみでバッテリに流れ込み,バッテリの内部抵抗自体が電圧の安定を担っておりますゆえ,高回転時には否が応にも過電圧が掛るため,開放型バッテリに較べ寿命や故障に対して不利となる理屈.しかしこの RD に関しては,先に上流に YSR 用のレギュレタを噛ませてありますので,少なくとも過電圧の懸念は少ない.ただレギュレタ内に過電流保護回路が組み込まれているかどうかは…解らぬが,無いのではないかなぁ.まぁ過電流保護は専らヒューズ頼みと致しましょう.

このバッテリは汎用品であるため,端子の形状がノーマルとは違うので,ファストン端子のコネクタを作ってやる必要はありますが,それは易々たるもの.折よく毛玉明が上京する用事があると申しますので,早速同じモノをアキバの秋月電子千円で購わせ,組み込むことに致しました.千円と言えば単三のNiMH電池4本セットより安い.有難い事である.

# なによりコレは完全密閉式ゆえに転倒時にも液漏れせぬのは非常な安心材料.硫酸と云うのは揮発しませぬから,ちょっとした転倒でバッテリ液の飛沫でも衣類に飛べば,それは時間の経過と共に濃度を増し,忘れた頃にジーンズやジャケットに穴が開いたりするものでしてな.昔ワタシが見知った経験では,開放型バッテリのブリーザパイプが異物で詰り,行き場が失くなって霧散したバッテリ液がユーザのバッグやジャケットに穴を開けてしまった例がございました.

てなわけで以上,ソースコイルの銅線で1.9k円(大半が剰った),プラグで480円,バッテリで1k円と,車齢27年の甦生旧車原付をば日常のアシに使うため,カネを掛けずにヒト工夫いたしました例.好事家の皆様の御参考になれば幸いにございます.

【関連エントリ】
YAMAHA RD50 (前編)
YAMAHA RD50 (中編その1)
YAMAHA RD50 (中編その2)
YAMAHA RD50 (中編その3)
YAMAHA RD50 (後編)
posted by 「い」 at 05:26 | Comment(14) | TrackBack(0) | 輪,輜,車
[この記事へのコメント]
  1. 本文とは直接関係しなくて恐縮ですが・・・

    いずれ電動バイクでレースすることになりましたら、モーターや電池のチューニング秘伝が各所で生まれ伝説が出来るよね・・・という与太話

    やはり伝説は「ヨシムラの手巻き」モーターだろうなあと

    駄文多謝
    Posted by akira isida at 2008年09月10日 22:33
  2. 以前,静岡市で勤めをしておりました頃,タミヤのラジコンサーキットが会社の近くにありまして,どうやらあそこで走らせておる電動RCカーのトップチームは,ワタシなどが想像も出来ぬような高度なチューニングモータを使って熾烈なレースを繰り広げておったようですね.

    それから20年弱が経ち,模型に非ずして自分で乗れそうなマシンがぼちぼち出て来たのは,まことに喜ばしいことでありまして,まぁ100%EVのバイクは,至って大人しい環境優等生指向にて,エキサイティングと言うには程遠いものの,つい先日発表になった,PIAGGIO MP3 プラグインハイブリッドなどは大いにそそられますなぁ.量産機の内燃機は125ccで,それに直流モータの組み合わせなのだそうでありますが.
    http://easyurl.jp/gco

    どうせ優秀とは言い難いイタリアの電池とモータでしょうから,却って弄り心を誘うと言うもので,値がこなれて来たら是非とも欲しい.目下ワタシの次期主力マシン候補であります.こいつをバリバリに弄り倒し,直流モータ特有の強大なトルクで,レシプロ125では到底望み得ぬフルパワーを掛けた後輪ドリフトにカウンターを当て,ここ伊豆のタイトコーナーをSS600の頭を抑えて立ち上がってみたいもの… …はて,前二輪のカウンターステアってのはどうやるんでしたっけかな.
    Posted by 「い」 at 2008年09月11日 00:11
  3. MP3は不人気で尻すぼみになるかと思いきや、バリエーションが増えていますねえ。盛況でなにより。

    電動パッソルを購入された奥様達のインタビュー記事で、「1番嬉しいのはガソリンスタンドに行かなくても良いこと」という答えがあって、なるほどと思ったものです。世の女性達には、スタンドの体育会的な雰囲気とか、そもそも揮発油なんてものは忌避されるものなのでしょうかね。

    しかしマニキュアなんて、もろにシンナー扱っているみたいなもので、塗りながらウットリしている様は自己陶酔だけではなく、間違いなくラリっているとしか思えませんが。

    電動パッソルで改造に目覚めて、秋葉通いを始めた奥様達もいらっしゃるかも知れません(笑)。

    Posted by akira isida at 2008年09月15日 15:35
  4. 電動パッソルは日立の造った電池の不具合で,あえなく全車リコールとなって玉砕したようですが,先日ホンダがカブEVの開発計画を表明するなど,原付のEV化は本格的な趨勢となって来たようですな.
    Li-ion電池の性能向上もひとまず実用レベルに達しておるようで,あとの課題は駐輪場の充電設備インフラ整備というところでしょうか.

    婦女子の好みは措いても,月に数度の給油に比して,EVの毎日の充電というのは,ワタシなんぞの旧人には如何にも煩わしく感じますが,ケータイやノートパソコン,iPodなど,頻繁に充電を要するモノに慣れたイマドキの人には,さほど心理的な抵抗は無いのかも知れませぬ.
    Posted by 「い」 at 2008年09月15日 20:53
  5. はじめまして。

    今月、整備の勉強も兼ねて友人からFX50を譲ってもらいました。

    前編から何度も何度も読み返しております。

    基本的には元々の性能を蘇らせること、そして電装の12V化を目標にちまちま楽しんで行こうと思っています。


    …とまぁ2年近く前の記事ではありますが、とても励みになりましたので一言お礼申し上げたく、コメントさせていただきました。


    Posted by ナナシ at 2010年05月07日 23:18
  6. ややや,思いがけず旧稿にコメント頂き有り難う存じます.

    加えて FX50 の再生に取り組んでおられるとの由.そいつぁ素晴しい.ご存知の通りアレはRD/GT/GR等とも共用部品が多いので,部品の入手性も年式の割には悪くなく,元来の性能に戻せる可能性は高いものと存じますね.

    # ここだけの話,FX てのは RD よりエンヂンが良く回る,という話も当時囁かれておりましてな.理由は確とわかりませぬが当時ノーマルで100キr ……いや何でもありませぬw

    ともあれ私が初めて FX50をバラしたのは30数年前ですが,ここで RD を弄くってみてわかったのは,最初に覚えたことは忘れぬもの.ということでして,既述の通り,ドジっておるところはFXと違うところばかりでありますね.

    てなわけで,年寄の曖昧な記憶でも無いよりはマシ,もし解らぬところなどありましたら,御遠慮なくお尋ねくださりませぃ.
    Posted by 「い」 at 2010年05月07日 23:49
  7. やややや、こんなに早い返信ありがとうございます。

    速度につきましては前オーナーが原付二種にて登録をしてくれておりまして、自分も大型免許まで持っておりますので100k(略 まで出ても大丈夫です。

    大型教習制度万歳。

    ただ、「こいつ、7,000rpm超えると焼きつくかもしれない」

    との経験に基づいた伝言をいただいておりますので、そこまで出せるようになるかどうか。。。

    なにはともあれまずは経験。
    何かありましたらまた質問などさせていただこうと思います。

    ぜひともよろしくお願いいたします。
    Posted by ナナシ at 2010年05月08日 00:17
  8. ふと先の“ナナシ”さんのコメントで思い出したのですが,RD に限らず,旧い原付を実用に使おうとして殊に差し障りがあるのは灯火類の貧弱さ,6V 電球の調達性の悪さであります.

    そこで“ナナシ”さんも言及されておられる「電装の12V 化」を考慮すべき,ということになりまする.私もこの RD を弄っていた時には,それを考えぬでもなかった.使用者が初心者なので,あまり剽軽なことをやってしまうと後のサポートが面倒なので,オリジナル重視の6V で進めたわけですが.

    作業としては難しくはなさそうですな.レギュレータとバッテリを12V 用に換え,発電圧を計った上で必要に応じてライティングコイルの巻き増しをする程度で12V 化は可能であろう.ライティングコイルは巻数も少なく線径も太いのでラクでしょう.

    しかし,この作業をやっていた1年余の間に,また新たな動きが出て来た.それは高輝度 LED の急速な普及であります.聞けば6Vの LED 球もあるという.それならば球切れ時の調達性もあまり心配することなく,電力消費も大きく減るのでバッテリにも優しい.ウインカーリレーを IC 化せねばならぬが,これもかなり安くなっておる.もしかしたらもっと安い四輪用の IC リレーも使えるかも.

    残る心細き個所はヘッドライトだけということになりますが,これはレンズを P15D25-1 (PH7)用に換えてマツシマあたりのリプレイス用ハロゲンを着ければ6V も12V もあるので大した問題にはならぬ.

    さて12V化と LED 化,どっちが良かろうか.或いは両方か.なかなか食指の動く課題でありますが,現車の RD は既に遠くにあり,今日も毛玉明が元気に乗り回しておる由ですから実験は出来ぬ.差し当っては私が普段のアシに使っておる Vespa を実験台に試みるべきでしょうのぅ.アレは12V なのですが,発電容量が相当に心細い点では RD と変わりありませぬからな.
    Posted by 「い」 at 2010年05月08日 01:00
  9. じつは私、FX50より10近く若輩でございまして。

    最初にウインカーの「蛍光」を見たときには衝撃が走りました。

    余裕はあるに越したことないだろう。
    レギュレータはあったほうがよさそうだ。
    という素人考えの12V化です

    そのため12V化を考えていろんなサイトを駆け回り情報を集め、やはりLEDに行き着きました。

    コイルは全く入っておりませんでしたがw

    来週には中古ではありますが、現代車YB-1のハーネスやレギュレータ等が届きますので、人生初の試みに励もうと思います。

    こんな真剣に配線図を見ているのは初めてです。
    Posted by ナナシ at 2010年05月08日 01:43
  10. 本文中にも触れましたが,キャブセッティングは適切なのに高回転時にエンヂン/プラグが焼ける,てな症状は,ポイントのチャタリングを疑ってみるのもよろしぅございます.

    具体的にはポイントの板バネのヘタりは確かめ様がありませぬので古かったら交換,ポイントカム摺動面の荒れを取って奇麗に磨く,ポイント摺動側の潤滑グリスに良いモノを使って油切れを防ぐ.一方逆にグリス付け過ぎでゴミ付着がないようにポイントケース内を洗浄+清浄に保つ……などが肝所ですな.

    昔の2st.というのは高回転時に割によく焼付いたり抱き付いたりしたものでしたが,スズキがRG250を開発しているとき,やはりよく焼付いたそうで,これを調べてみるに,高回転時に想定外のポイントチャタリングが起きており,しばしば点火時期が乱れるのが原因と突き止め,ポイントレスC.D.I.にすることで解決を見た,という故事がありました.
    Posted by 「い」 at 2010年05月08日 03:44
  11. ポイント点火。。。

    そうなのです。
    ほぼオール電化の時代のバイクしか知らない為に調整がうまくできるかどうかもありますが、こちらは火山灰降り注ぐ南九州に住んでおりまして。
    灰が浸入し悪さするのでは、というのも不安材料ではあります。

    C.D.I化も希望としてはあるので、併せて調べていたところでした。

    いやはや、作業に入っていないので不安はありますが、ひとつ原因がわかりましてホッといたしました。
    Posted by ナナシ at 2010年05月08日 09:15
  12. RD50をこの度入手いたしまして取りあえず動くようにいたしました。エンジンの調子も良く、走りは申し分ないのですが、悩みは騒音です。
    エキゾーストのパッキン、マフラーのパッキンを新品に替え、マフラーの芯のグラスウールも交換しましたが、効果はあるものの納得できるまで音は小さくなりません。マフラーに穴もなさそうです。アイドリングや7000rpm以上では排気音も気にならないのですが、3000rpmから6000rpmくらいで共振するような大きな音がします。走りながら聞くこの音は、エンジンかエンジンの下から聞こえてくるような・・・・。停止状態でアクセルをふかしてもこのような音はしません。ネット上でもマフラーの性能が低いとか古くなってうるさいとかの書き込みはありますが対応策は記載されてないように思います。RDを修理した際そのようなことは起きなかったでしょうか。御意見をお聞かせください。
    Posted by demeter at 2013年05月19日 07:15
  13. エンヂン下から聞える共振音めいたもの……ですか.

    原因がマフラだとして,ワタシが思い当たるところですと,御存知の通り,RD50のマフラはエキゾーストパイプとマフラ本体が別体で,フックナットで留めておりますけれど,これが弛み,またそこにタールが詰まって,「緩んでるんだけれど締まってるように見える」ということはございますね.

    或はマフラ内部の溶接が破断しておる,などという場合…… 何れにしましても,エキゾーストパイプとマフラ本体をバラせば,当該箇所の中身も覗けますので,点検為さるとするとそういう処かとは思います.

    あとは,スイングアームピヴォットナットと共締めになっているマフラマウントの取付不良,とかですかねぇ.

    もし解決しましたら,お教え願えれば幸甚です.
    Posted by 「い」 at 2013年05月19日 13:24
  14. エキゾーストからマフラーを外して、のぞいてみましたが、特に破損したようにも見えません。エキゾーストとマフラーの間のガスケットも完全に密着しているように思えます。目視的にも、煙はテールからのみ排出されているように思います。昨日は120KMほど走ってきました。
    エンジンの調子は、50CCとは思えないほどよく走り、車の流れもリードできます。でも音が・・。普通登り坂なので車速以上にアクセルを開ければ、モーモーいった感じで、あまり排気音は大きくならないと思いますが、私のRDはファーーンといったような排気音で音もパワーも倍増。パワーもついてきますので文句を言えた筋でもないですが、私としては実用車としてパワーを抑えても、音を抑えたい。チャンバーつけたと思えばよいのでしょうが、今回は普通に通勤したいのです。エンジンのフィンにもゴムダンパーついてるし・・・もう少し様子を見てみます。何かわかれば書き込ませていただきます。
    Posted by demeter at 2013年05月21日 13:06
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